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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第8章 野心を抱く者
ねぇ。本当はね?
何処だっていいんだよ?
蛍と居られるなら。
ワガママ言わない
だからこの手を離さないでね?
手を繋いで家に帰ると
リビングには明光くんが居た
「おかえりー!蛍…と
姫凪」
懐かしい声。
サヨナラはつい最近なのに
懐かしいなんて変なの
明光くんの笑顔は
うん。やっぱり安心する
「すぐ帰るから
気にせずラブラブしとけー(笑)」
明光くんが笑って
読んでた雑誌に目を戻す
読んでるのは
私達が買ったのと同じ物だった
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