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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第7章 満月はキミと微笑う
『ん…抱っこして
連れてってくれたら
…出れりゅ…』
クスクス笑って応える
案の定"バカじゃない?"って
呆れる顔
この顔も大好き
ツンツンした後で
「一緒に遅刻してあげるから
もうチョット二人で
ギュッてしてよっか?」
なんて甘くなる蛍も大好き
ねぇ?
もう不安なんかないよね?
怖い事も一緒に
乗り切って行けるよね?
幸せに満ちた私達の
背後に迫る
暗雲に誰もまだ気付かない
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