第6章 もうすぐ....
由紀「あっ!神楽ちゃん!見つけた!!」
神楽「由紀ちゃん....!」
神楽は、階段に座り込んでふてくされていた
神楽「沖田は?」
神楽の問いかけに対して由紀は首を横に振る
神楽「....由紀ちゃん、わたし....悪くないネ!悪いのは全部アイツアル」
由紀「....。神楽ちゃんはさ、沖田とおんなじ班になれて嬉しい?」
そうたずねながら、由紀は神楽の横に座る
神楽「はぁっ!?んなわけないアル!誰があんなヤツ....」
由紀「神楽ちゃん....神楽ちゃんが嬉しいなら沖田もおんなじ気持ちだと思うよ?」
神楽「わかんない....!わかんないアル!嬉しいけどっ!すっごく嬉しいけど!なんか、そうやって言えないネ」
由紀「わかる、分かるよ?」
神楽「沖田は怒ってたアルか?」
少し涙目になりながら、聞く神楽
由紀「ううん、困惑してた」
神楽「そっか...わたしっ!もうちょっと素直になってみるアル!」
由紀「うん....!頑張って!」
神楽「見ててヨ?」
由紀「うん。見ておく!」
神楽「よぉぉおし!元気でたアルーーーー!」
叫びながら神楽は勢い良く階段から降りる
神楽「ありがとう!由紀ちゃん!」
由紀「ううん!頑張ってね!」