第6章 もうすぐ....
沖田「おーい!由紀!」
由紀「あっ!沖田!」
見ると、沖田がプリントを持ってこちらに向かってきていた
由紀「どうしたの?」
沖田「修学旅行の活動班、いっしょになろうぜ!」
由紀「いいけど...神楽ちゃんも一緒だよ?」
沖田「げっ!チャイナも⁉」
神楽「な、なにアルか⁉わ、わたしだって、こんなサド野郎いやアル!」
あー。
始まっちゃった....
ホント2人とも素直じゃないんだから....。
沖田嬉しそうな顔してたくせに!
沖田「あーそうかい、じゃあ神楽は他の奴と班作れィ!」
神楽「嫌アル!由紀ちゃんとおんなじ班になりたいネ!」
沖田「ふぅん....お前、由紀を口実にしてホントは俺とおんなじ班になりたいんだろ?」
神楽「っ!そ、そんなわけないアル!」
沖田「あ!わかったぜィ、俺の事好きなんだろ!」
おい沖田.....それ言ったら.....
神楽「ボフッ」
ほら、こうなった!
神楽は顔を真っ赤にしてワナワナと立ち尽くしている
神楽「なわけ、なわけないアルーーーーーーーーーーーーーー!」
そう叫び、神楽は教室から走って出ていった。
沖田「?なんなんでィ?」
気づいてないし......
あ〜あ。