第6章 もうすぐ....
数日後
銀八「よぉし、全員耳の穴かっぽじってよーく聞け。」
朝のホームルームで、銀八先生が重大発表があると言い出した。
由紀「なんだろう....」
銀八「実は、修学旅行の日程が決まった。今から、プリントを配るからよく見ておけ」
し、修学旅行...⁉
ワァァァァァァァァアァァア!!!!
びくっ
静かだったクラス全体が一斉に歓声をあげた
銀八「うわ...ったく。ガキが」
あきれて頭をボリボリとかく先生。
あれ?先生?手には付箋が貼られまくったガイドブックがあるんですけど....?
神楽「修学旅行なんてはじめてアルヨ!」
近藤「修学旅行...! お妙さんのあんなとこやこんなとこを観察するチャンス!」
ガスッ
近藤の頭にコンパスが刺さる
一斉に目を合わせ、頷きあう男子軍団。おおかた、女子風呂でも覗くつもりなのだろう
こんなクラスで修学旅行なんてハードル高すぎる。
まぁ、でもこんなクラスなんだし、楽しい修学旅行になる事まちがいなしだろうな......♪