第5章 帰り道
放課後
神楽「由紀ちゃん、私と一緒に帰ろうヨ!」
由紀「あ、う、うん!」
沖田...そういえばお礼言えなかったな...。
神楽「どうしたアルか?」
由紀「へ⁉」
神楽「沖田の事アルか?」
由紀「えっと、うん...まぁ。でも、アイツが悪いんだよね‼」
神楽は、にっこり微笑むと、こう続けた。
神楽「由紀はホントに沖田と仲いいアルな」
由紀「え!そ...そうかな。神楽ちゃんの方が仲いいように見えるけど..」
神楽「ううん。」
神楽は静かに首を横にふった
由紀「?」
神楽「いこっ!由紀ちゃん!」
神楽はそう言うと、楽しそうに走って行った。
由紀ちゃん「あ!まってよ!神楽ちゃん!」
由紀も神楽を追いかけて、走って行った。