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私が乙女ゲームのヒロインに!?
第2章 √夜野森 雪生
「お前…居たのか…」
私は慌てて
「え?今通りかかっただけだよ」
と嘘をついた。
「聞いてないよな?」
「何が?」
と完全に知らん顔した。
「…まぁ良い。じゃあな」
と言って夜野森くんは去った。
(あー、良かった。嘘がバレなくて…)
しかしそう上手くは行かなかった…
現実と同じくゲームの世界でも…
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