第8章 え?教える側に?
カチッ
ブーン
今日はお休みの日なので今からじぃに会いに行こうと思ってます。引越ししてなきゃいいけど……
結構田舎なので私はバイクで行くことにした。18になってすぐ免許取って親に買ってもらったのだ!
バイクを走らせること約1時間弱
バレーのコートが見えて私は安心した。
家の前には「烏養」と書かれた表札があり、ワクワクしてきた。覚えてくれているだろうか。
ガラガラ
『ごめんくださーい?』
「はーい?どなたですかー?」
『秋佐渡小雪姫と申します。烏養さんはいらっしゃいますか?』
「あー、あの人ね。倒れたのよ。今、入院してるわ」
『え?えーーーーーーー?そうなんですか?』
「ええ。もしかして小雪姫ちゃん?」
『おばさん覚えててくれたんですか?』
「もちろんよ!大きくなったわね?繋心にはあった?」
『あってないよ?』
「烏野高校の近くの坂ノ下商店で働いてるよ?」
『そうなの?こないだはいなかっただけかー』
なんか、驚くことばっかりだなー
とりあえずじぃのお見舞い行くか
『おばさん!私お見舞い行ってくるよ!また遊びに来るね。』
「はいよ?またね」