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私と仲間とバレー 【ハイキュー】

第7章 影山の過去


【部活終わり】


『あ、菅原くん』
菅原「あー、秋佐渡」
『話って何?』
菅原「あ、いや、さっき青葉城西って聞いた時の影山の表情を気にしてただろ?」
『え、菅原くんってエスパーなの?なんか怖い』
菅原「え、いやいや。見ててそう思っただけだよ」
『そうなの』
納得!菅原くん人のこと良く見てそうだし!
菅原「うん。実はさ、影山は北川第一っていう強豪中学の出身でさ、コート上の王様って言われてたんだ。」
菅原くんは少し不安そうに言う
『菅原くんの表情からするに、その異名は良くない感じのやつですか?』
菅原「うん、練習の時、影山と日向の速攻見たか?」
『うん!めっちゃ速いトスのやつだね』
菅原「あぁ、そのトスをさ中学のとき同じチームの奴らにも上げてて、もちろんチームの奴らは速すぎて、ぎりぎり返すぐらいでさ、しかも影山は「もっと速く入って来い」とか言うからチームの奴らから嫌われちゃってたわけ……」
『まぁ、確かにあれは天才の部類だしね。凡人が合わせんのはかなりきついと思うわ』
菅原「そう、で、中学の最後の大会決勝で相手はやっぱ強くて、影山は周りが見えなくなったんだ。そして、次トスを上げたら誰も飛んでいなかった。」
『チームメイトからの拒絶か……辛いよね……よくわかる……』
菅原「え?秋佐渡?わかるってどういう?」
『え?あ、いや、何でもないよ!それでそのチームと青葉城西にはどんな関係が?』
菅原「あ、あぁ、で、そのチームメイトが数多く進学しているのが青葉城西だ。」
『あ、確かに気まずい』
菅原「だろ?」
『うん。』


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