第5章 風邪ひいた~私ver.~
着替えで疲れたのか、雪菜さんはまた眠ってた。
喉渇いて目が覚めて、少しおかゆ食べてもらった。
…ふーふーして食べさせてあげたんだけど、その仕草が可愛くて!!
って、病人相手に何考えてるんだろ…でも、可愛い…
その時、雪菜さんが笑った。
「今まで一人で、辛かったんだ…ありがとう、チョロ松…」
そんな…お礼なんて…
「気にしないで、ゆっくり休んで…雪菜さん、大好きだよ」
柄にも無く、おでこにキスをしてみた。
雪菜さん、照れたのかな。
布団かぶっちゃった。
それから三日間、雪菜さんの風邪が治るまでずっと一緒だった。
~終わり~