第16章 大運動会
スタッフさんやマネージャーさんも含めて、
どんな競技がいいか話し合う。
リレーだけは避けたい…。
てゆうか、私だけ女だから私と同じチームになるの
みんな嫌なんじゃ…
不利だし…。
恐る恐る手を挙げる。
「あの…、私もチームに入るんですか?」
みんなが一斉にこちらを向く。
ううっ、緊張するー!
マネ「ちゃん、競技参加したくない?」
「いえ!そういう訳じゃないです。
ただ、私がどこかのチームに入るとなると、
そのチームは不利になっちゃいませんか…?」
木村「やりたいならさ、やろう!」
坂本「女の子チームにいた方が、モチベーション上がるしな。」
皆さんもうん、うん、と頷く。
「足引っ張らないように頑張ります!」
そうして、私もどこかのチームに所属することになった。
不安だったこと、聞いてみてよかった。