第13章 誰が好きなの?
相葉「おわ!ちゃん!泣いてるの!?
どうした!?」
ブースから出てきた私に、相葉くんが駆け寄る。
「感情移入しすぎちゃったかな?ぐすっ…」
大野「おいでー。」
大ちゃんのそばに行くと、ぎゅっとされた。
「落ち着く〜。」
松本「なんかムカつくわ。」
そう言ってひっぺがされる。
大野「ケチー!!」
松本「おれのだし。笑」
そう言って今度は潤くんによしよしされた。
「誰のものでもないからね!!」
どうにか離れて、潤くんを睨みながら言う。
んー、最近遠慮がないというか…。
「あんまり仲良くしてると、お別れが寂しいから
程々にしてね…。」
ちょっと胸の内を言ってみる。
その瞬間、みんなから笑顔が消えた気がした。
「…よし、残りも頑張りますかっ!!」
自分で言ったくせに居づらくなって
ブースに先に戻る。
なにやってるんだろ。私…。