第11章 大阪2days
足の具合、どうなのかな…
二宮「心配いりません。
今は全く痛みませんから。」
なんでわかるんだ、この人は!!
「超能力ですか?笑」
二宮「さあね!笑」
二人で戻ると、ちょうど翔くんのソロだった。
松本「翔くんの次、のソロやるから
スタンバっといて!!」
「はい!」
歌えば歌うほど、みんなへの思いが強くなっていく。
歌に重みが増してくるのが自分でもわかる。
このままどんどん下に沈んでいってしまいそう…。
「虹って…。」
二宮「ん?」
「虹って、歌詞を和くんが書いたんですよね?」
二宮「そうですよ。」
「誰か、そういう人を思い浮かべて書いたんですか?」
二宮「…こればかりはほんとに想像の世界。
そういう人がいたらいいんですけどね。」
翔くんのソロが終わり、舞台に出る。
うわ!暑い!!
今日も私は歌う。