第7章 最初で最後のコンサート
金魚すくいをやって歩いていると、
A「あれ、高倉じゃん!」
クラスの男子だ。
私は咄嗟に距離を取って、逆方向に歩き出す。
高倉泰人「梅田!」
遠くで私を呼ぶ声が聞こえたけど、
構わず進む。
神社を少し出たところにある、公園。
そこに座っていると、パラパラと雨が降ってきた。
梅田典子「降ってきちゃった。」
ドーム型になっている遊具に駆け込む。
少ししたら止むかな?
でも、次第に雨は勢いを増す。
高倉泰人「梅田…?いた。」
なん、で…。
そこに傘を持った高倉くんの姿が見えた。
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監督「カーット!今日の撮影はここまで!お疲れ様でした!」
「「お疲れ様でしたー!」」
無事に撮影は終わり、レッスンに向かう。
レッスンも頑張って、早く二宮さんの所に行きたい。