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ゲロッパっ!

第7章 最初で最後のコンサート




帰りの車の中ー


「二宮さん、コンサートはどうするんですか?」


とても気になっていたこと。


櫻井さんになら聞けた。


櫻井「怪我の経過によるかな。

だって、足引きずって、頭に包帯巻いたままじゃ

ファンの子たち心配で楽しめないじゃん。


幸い、ニノの怪我のことは外に漏れてないし、


本人もゆっくり考えられると思う。




焦ったよ…。俺さ、舞台袖で早着替えの練習してたら


すごいスタッフが急にバタバタし出して…。


上に出てったらニノが頭から血流して倒れてて。」






恐ろしい…。



そんなの私が見たら、パニックになってしまうだろう。




「大事に至らなくてホッとしました。


私、みなさんと合流するとき車で

ウトウトしちゃって。大野さんが必死に起こしてくれて

寝ぼけたまま連れて来られて。


まさかこんなショッキングなことが起きてるとは


思いませんでした。」





櫻井「みんな、ちゃんに伝えようか、


ずーっと悩んでた。でも、大野くんが言ったんだ。


彼女も俺たちの仲間だって。それで、

みんなようやく踏ん切りついて、マネージャーに


こっちまで送ってもらった。」




そうこう話しているうちにシェアハウスに車は着いた。




櫻井「車置いてくるから、先に入ってて。


みんなに顔見せてあげな。」



「わかりました。」





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