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ゲロッパっ!
第7章 最初で最後のコンサート
みんなが出て行ったあとも、私はまだ
二宮さんに抱きしめられたままだった。
「二宮さん…。びっくりしましたよ…。
でも安心しました。」
二宮「…怖かった…。に、もう二度と
会えなくなるんじゃないかって。
それに、に好きって伝えてないって思って…。」
どういうこと…?
「よかった…。今は何も考えずに、
ゆっくりしてください。」
そのまま、二宮さんは子供のように泣き出した。
その背中を優しく撫で続けた。
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