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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~


【智】

潤の指は、なかなか奥に進まない...
ニノがあんなになってても、だ。

「入り口、よく解さないと、裂けちゃうんで。
時間かけた方がいいですよ~♪」

こんな甘い声で強請るニノに、潤は余裕の顔して俺たちに話す...

ある意味、鬼だな、こいつ...

浅く何度も広げるように指先で刺激すると、
ニノの可愛い後ろの口は、潤の指を離すまいと、別の生き物のように蠢いた。

「奥、イレるよ~♪」

潤は楽しそうにそう言って、指をゆっくり埋めていく。

「ああぁ、潤...もっと、もっと奥に...」

根元まで入った指を、ゆっくりと出し入れする。

ニノの反応を見ながら、わざと焦らすような緩慢な刺激を続ける潤に、ニノは猫みたいな甘えた声で応える。

「...智くん...」

俺の手を握る翔くん...俺の手の中にある『しょおくん』は一段と質量を増してきている。

「ねえ...智くん...直で、触って..」
「....うん..」

翔くんのスエットの中に手を差し込んでソコに触ると、パンツが少し湿っていた。

翔くんも...❤
まあ、俺よりは全然少ないけどね///
↑自慢することではない(-ω-)/

湿ったパンツの中にそっと手を差し込んだその時、

「やあぁ...ソコ、だめぇ~」
ニノが思わず潤にしがみ付いた。

「ここ、好きだよね~♪...ねえ、翔さん、中にあるイイトコロ、知りたい~?」
潤が急にこっちに振って来て、俺は慌てて手を引っ込めた。

「イイ..トコロ...?それって...ニノだけじゃ..?」
「智さんにもあるよ♪教えてあげるから、こっちに来て~」

えっ??教えて...って?
まさか!?

潤に誘われるままに、翔くんは俺から離れて、二人のベッドに近付いた。

ニノは、熱っぽい目で翔くんを見たまま、何も言わない。


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