第28章 『抱きしめたい』~松本×相葉~
【 潤side 】
イレようと思って太腿を抱えたら、
いつもと違う雅紀の脚に...
あ~ヾ(≧▽≦)ノなんか、気持ちイイ❤
翔くんたちにおもちゃにされてる雅紀を想像して悔しかったし、腹が立ったけど...
これはちょっと、イイ..かも❤
女の子みたいにツルツルで、手にしっとり吸い付いて来るし...
あ、別にさ、女の子を抱きたい訳じゃないよ!!
↑誰に言い訳してんだ~?
思わず撫で回したくなる衝動に駆られる。
そこで俺ははたと、大切なことを思い出した。
ダミーの段ボールに入っていた、すんげぇ怪しいあの小箱...
「雅紀、ごめん、ちょっと待ってて!」
俺は急いでリビングから、
翔くんたちの選んでくれた箱を持って帰って来た。
ベッドの上で、ペタんと座って俺を待ってた雅紀が、俺の手を見て目を見開いた。
「それ...」
彼等から何か聞かされてんのかな?
「折角だからさ、使ってみる~?これ」
「....潤...でも...」
躊躇い色の目をした雅紀に、
俺の加虐心が疼いた。
「大丈夫だよ、雅紀が嫌なら直ぐに止めればいいから♪」
「...う、うん..」
そんなさ。
追いつめられたうさぎみたいな目をしないでよ...
俺、狼になっちゃうよ~?
箱から、『それ』を出すのを、雅紀はじっと見つめていた。
英語で書かれた怪しい箱から出て来たのは、勿論怪し過ぎの、所謂『大人のおもちゃ』
箱の中の透明なビニール袋から出て来たのは、半透明な紫色の...これは...?
バイブ...?なのかな?
俺が知ってるそれよりは細くて、長い...
それに、規則的に間隔を開けて並んだ、丸い球...
一緒に入っていた説明書は英語で書かれていてよく分からないんだけど、図がいくつかあり...
これはどうやら、後ろに入れるらしい。
↑分かってたくせにぃ~(*^^)v