• テキストサイズ

風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第11章 『アザリア』~松本×櫻井~



もうね。
完全に、俺の敗けだよ...

翔...

君の、俺の全てを許し、
全てを包み込む、深い愛情に、
俺は敵わない...って、そう思った。


そして、
それに気付いたことが、本当に嬉しくて、
幸せだった。

「翔..愛してる...」

そう言って髪を撫でると、
翔は、うっとりと目を閉じた。

そして、
大きな目を開け、俺を見つめて、

「...もう一回、言って❤」
と、そう言った。


「愛してる...翔..お前だけだ...
..愛してる...何度だって言うよ...

翔...世界で一番....違うな!
宇宙で一番、愛してる❤」


「潤...俺も愛してる❤」

「翔... ...」


.....ヤバイ///泣きそうだ///

泣き顔を見られたくなくって、
翔をぎゅっと抱き締めると、

俺の耳元で、翔が、

「中の潤...さっきよりも、
ちっさくなったね...」
って言った。


あっ...まだ、翔の中に入ったままだった!


俺は、やりきって満足したアイツを、
ずるりと引き抜いた。

ソレと一緒に、俺がぶちまけた欲も、
一緒にどろっと出てきて、
またラグを汚した。


「汚れちゃったね...」
そう笑った翔に、

「新しいの、買いに行くか?」
と言った。

「今度は、紫にする~?」

「じゃあ、紫に赤いハート❤...どう?」

俺の提案を、
「なんか、想像したただけで、凄い色♪」

翔が笑った。

その顔は、
天使って、実物見たことないけど、
たぶん....いや、絶対、

天使より数段可愛い❤
....そう、思った。







【 end 】





/ 999ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp