第7章 ひまわりの高原

一面のひまわりの花　
ボクは一人で目を開けた
そうか。ボクはイカヅチタワーから
落ちたんだっけ?
じゃあココは天国?？
じゃあ、おかあさんも、居るの？

ボクは歩いた
右も左もない
一面のひまわりの高原を
まっすぐ。

………アキラ………

おかあさん！？
おかあさんの声がした！
懐かしい…おかあさんの声。
ボクはまた歩き出したら

………わんわん！！………　
あ！ギン！君もココに居たんだね！
おかあさんの声がしたんだよ！
あ！！あそこ！！
ボクらの目の前に
おかあさんが現れた
　
会いたかった…よ……おかあさん！！

待ってよ！行かないで！！
おかあさんは何も言わずに歩く　
ボクは後を追った
ギンも走り出した

おかあさんは更に先に進む
必死に追いかけた

一人にしないで…！また…一緒に……！

おかあさんはこっちを振り返って　
笑った………　　

おかあさん！！！

………！！？う、わぁぁぁ！！
　　

ボクは目を覚ました　

あ、ギン。ココはタツマイリ？？　

おじーちゃんとウエスさん？？

どーゆー事なの？？

何かクラクラするよ………


これは………ユメ？？？