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僕の視線の先に

第18章 スポットライト




風間ナレーション


~カルチェラタンの取り壊しが決まった。
もちろん僕らは納得なんか、してはいない。
水沼と抗議をする事にした。
僕らは、東京にいる徳丸理事に会いに行く事にした。~






松崎ナレーション


~風間さんから、私達は兄妹だと聞かされた。そんな馬鹿な…でも、そんな事もあり得る時代だった。けれど、まさか自分達が…
私達は、仕方がない、友達のように普通にしているしかない、と言い聞かせた。言い聞かせるしかなかった。そして、たくさん泣いた。そして、深く深く眠った。安らぎを求めて~




風間と松崎が、見つめ合う。



松崎ナレーション


~夢で父さんに会った。父さんは旗を揚げていた。
「メル、大きくなったなぁ」と笑っていた。
私は、夢の中で、父さんのぬくもりに包まれた。とても心地よかった。
傷付いた心を、優しく優しく撫でられたように、安らいでいった。~



松崎、中央に進み、スポットライトを浴びる。


松崎ナレーション


~風間さん、私もカルチェラタンの存続の為に、声を上げるわ。兄妹かもしれないけれど、それでも、私はあなたが好きだわ。一緒に前を進みたい~



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