第11章 デート当日 その2
どうしてこうなったんだ!?///
自転車が来て、ぶつかりそうだったから、とっさに京花ちゃんのこと引き寄せちゃったんだ!?///
私「あ、あの田中先輩!//離してもらってもいいですか…?」
あ…。そうだよな。京花ちゃんには月島がいるんだった。
田「ごめん!!嫌だったよな…。」
私「いえ!その嫌ではなく、むしろ嬉しかった…///です。」
田「え?」
嬉しかったって言った?俺の聞き間違い?
私「その、周りから見られてるので…少しは、恥ずかしかったです////」
周り?見られてる?
『見たー?彼氏が彼女自転車から守ったんだよ。』
『見た見た!ギュッってね!あー、もー羨ましい!!』
田「!!/////」
周りから見られてたなんて!しかも彼氏彼女って///
田「ご、ごめん。周りのこと全然気づかなかった!」
私「いえ!大丈夫です!私のためにありがとうございます!」
抱きしめられるなんて思ってなかったから、びっくりしちゃったけど、すごい嬉しい…///大声で相手に注意出来るとこも男らしくて…やっぱり私、田中先輩のこと好きなんだ…///