第8章 デート前日 その1
ついに明日!
田中先輩とのデート!
うわぁどーしよう。緊張してきちゃった…。
そーだ。今のうちから服考えておこ!
~1時間後~
私「決まらない…。どーしよー。」
新しい服買おうかな。
田中先輩好みになりたいのに、そもそも田中先輩の好みとか知らない…。好みさえわかったらいいのに…。
そーだ!
蛍がいるじゃん!
ピーンポーン
「はい。」
私「あの、向かいの泉です。蛍くんいますか?」
「ちょっと待って!」
バタバタバタ
??「ようこそ!月島家へ!」
私「こ、こんにちは。」
明光「蛍の彼女?」
私「へっ?」
月「兄ちゃん、誰が来たの?…ん?京花?」
私「あ、蛍!お兄さんでしたか。初めまして!泉 京花です。」
明「兄の明光です。おい蛍!彼女が来るなら来るって言えよな!そしたら俺出かけたのに…。」
月「何言ってんの。京花は彼女じゃないし。」
明「違うの?」
私「はい。違いますねー。」
明「なんだぁ。蛍が女子を家に呼ぶなんて初めてだから彼女だと思っちゃったよ。」
月「僕は呼んでないけどね。」