第6章 初メール
縁「またかよ…。今度は何?」
田「それが…メールが送れてなかったんだ…。」
縁「はぁ?昨日助けてやったじゃんか!」
田「そーなんだけどよ、昨日電話のあとメール打ったんだよ。そんで、今日も朝練あるから寝ないとと思って寝たんだ。」
縁「送ったつもりが送れてなかった訳だ。」
田「おう。」
縁「じゃあ今から送れよ!返信おそくてごめんって謝罪の言葉も入れるんだぞ!!」
田「わ、わかった!」
え、えと返信おそくて
澤「おい!いつまで部室にいるんだ!朝練始めるぞ!」
~京花side~
ふぁー。よく寝た。
あ、返信!!!
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…きてない。
どーしてだろう。
昨日は勢いで連絡先聞いちゃったけど、実は嫌だったのかな…。
だから返信来ないのかも。
迷惑だったのかも。
田中先輩のこと好きって気づいたの昨日なのに…。
私「気づいてすぐに失恋かぁ…。」
初恋は実らないって誰かが言ってたっけ?
あの時はそうなんだ。くらいにしか思ってなかったけど、本当だったんだね。
私の初恋も実らないみたいです。