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5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第6章 初メール


縁「またかよ…。今度は何?」

田「それが…メールが送れてなかったんだ…。」

縁「はぁ?昨日助けてやったじゃんか!」

田「そーなんだけどよ、昨日電話のあとメール打ったんだよ。そんで、今日も朝練あるから寝ないとと思って寝たんだ。」

縁「送ったつもりが送れてなかった訳だ。」

田「おう。」

縁「じゃあ今から送れよ!返信おそくてごめんって謝罪の言葉も入れるんだぞ!!」

田「わ、わかった!」


え、えと返信おそくて


澤「おい!いつまで部室にいるんだ!朝練始めるぞ!」






~京花side~


ふぁー。よく寝た。
あ、返信!!!


[受信 0件]



…きてない。
どーしてだろう。

昨日は勢いで連絡先聞いちゃったけど、実は嫌だったのかな…。
だから返信来ないのかも。
迷惑だったのかも。


田中先輩のこと好きって気づいたの昨日なのに…。


私「気づいてすぐに失恋かぁ…。」


初恋は実らないって誰かが言ってたっけ?
あの時はそうなんだ。くらいにしか思ってなかったけど、本当だったんだね。


私の初恋も実らないみたいです。
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