• テキストサイズ

5番くんとの初恋物語【田中龍之介】

第12章 噂


春「昨日、田中先輩とデートしたでしょ。それを見てた人がいるんだって。」

私「えっ!?見られてたんだ…。何か恥ずかしい…。」

春「それでね、月島くんと付き合ってるって噂があるのに、田中先輩とデートしてるってことは、京花が二股かけてるって言われてるの…。」

私「えぇー!!二股!?」

春「もちろん嘘なのはわかってるけど、噂になっちゃった以上、これからいろんなことが起こるかもしれないんだよ。少し覚悟しておいた方がいいかも…。」

私「そんな…なんで…。」

春「なんでって気持ちなのはわかるよ。でも月島くん、人気だからしばらくは注意した方がいいよ。私も協力するから、噂が消えるまで頑張ろう!」

私「うん…。春ちゃんありがとう。」


なんでこんなことになっちゃったんだろう…。蛍とは本当に付き合ってないのに…。仲良くしてるだけで付き合ってるって思われちゃうの?普通に仲良くすることもダメなのかな?


春「京花、京花は悪くないんだから、堂々として噂なんて弾きとばそう!」


そうだよね。噂だもん。悩んでたってしょうがない!


私「うん!」
/ 127ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp