第99章 ♡重なり愛（牛島若利）生誕記念　完結

「姫凪、無理に起きなくても良い
朝飯は喫茶店で…」

グッタリとベットに沈む
姫凪の髪を撫でると

『だめー…
チャント食べないと…
野菜足りないでしょ…？』

まだシッカリしない身体を
起こそうとして、また沈む

「お前が倒れては
野菜どころか米も喉を通らなくなる
一日くらい
どうという事はない
昼はアキラさんと取る事にしている
だから休め。
夕飯に期待している」

下がる眉に
"気にするな"と口付けて
家を出て会社に向かった

今となっては懐かしく感じる
喫茶店のモーニング

姫凪の朝飯の方が美味いな。

そう思いながら
コーヒーを啜り店を出ると

「若利！おはよ！
珍しいね〜
姫凪さん風邪でも引いた？」

後ろから聞き慣れた声がする