第95章 ♑🎋七夕まつり🎋（赤葦京治）完結

「木兎余るやん？
寂しなるで？止めとき？な？」

…優しく？

「…アイのバカー！
浴衣汚されろー！
今日は俺もう帰る！！」

優しくとどめ刺しましたね。
これまた厄介な……。

走って行く木兎さんを

『はは…光太郎…
荒れそう…』

姫凪さんがため息混じりで
目で追う

明日の練習で終始
八つ当たりされるのは
覚悟しないと…

「え？！アカンかった！？
端的に着いて来ーへん方がえぇ理由を
教えただけやねんけど！」

「ブヒャヒャ！大丈夫だって！
困るのはショボクレに巻き込まれる
赤葦と梟谷のメンツと
姫凪くらいだからなァ
お前に被害が及ばなきゃ
関係ねぇよ♬ハームちゃん」

黒尾さんがアイさんの
肩を抱いてイチャイチャ
ベタベタ。