第92章 ♡唯一無二（岩泉一）生誕記念　完結

「…及川〜
岩泉には
イチから千まで
全部説明しろって言ったよな？
言ったよね？」

「だって岩ちゃんが
ドシャットするんだもん！」

「それでもチャント話せよ
だから無駄に拗れたんだろ？」

二人に詰められる及川。

「…だからなんなんだよ？」

キョトンとする俺に

「……実はな？」

花巻の話した事を整理すると…。

俺にサプライズしようとしても
ドシャットされるから
バレー部の有志でのパーティーは
俺と姫凪を普通に誘う事に
なってたらしい

なのに

俺は及川の話を聞こうとせず

姫凪にはマコから
話をするはずが
それを知らない京谷が
気を回しすぎて先走って
姫凪に話し

姫凪はサプライズだと
勘違いして

俺に隠れて動こうとしたらしき事。

もちろん二人きりの時間を
優先しようとしてた事

それを知らない俺は
京谷との関係に妬いて

拗ねてた事。

色々浮き彫りになる真実。