第89章 ♑桜舞う、散る（木兎光太郎）拍手感謝　完結

『分かる…でしょ…』

「分からねぇ…から
チャント応えて？
彼女…に…なって下さい…」

『……なりたい！
光太郎の彼女！！
私以外…見ないで！！』

ホントにホントに！

「幸せ…！マジで…！
姫凪……好き…！
今からずっと俺の、彼女…な？」

『…私も幸せ…
光太郎…もっと…ギュ…して』

お前に逢えて良かった！

「ギュ、ですまねぇ、つの。
姫凪、もう我慢しねぇ」

『ん…』

ユックリ閉じていく目
長いまつげに口付けて

そのまま
頬に鼻先に

そして

「姫凪…好き…」

唇に深く口付けた