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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第89章 ♑桜舞う、散る(木兎光太郎)拍手感謝 完結


走り出してた
考えるより前に

誤解を解こうとか
言い訳しようとか

そんなんどうでも良くて

ただひたすら伝えたかった

「お前が好きだからに
決まってんじゃん!
消されてたまるか!
他の奴全部忘れても

お前だけは忘れたくねぇ!」

俺の気持ちを想いを
お前に伝えなきゃって思ったんだ 

『忘れてよ…忘れさせてよ…
辛いよ…木兎…を好きなの…辛い
木兎をこれ以上
好きになったら
もっともっと辛くなる
嫉妬で窒息する
嫉妬して縛って
嫌われる位なら…友達がいい…!』

腕の中で震える姫凪から
ユックリ心が移ってくる

友達の一人?
そんなの無理。
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