夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第89章 ♑桜舞う、散る(木兎光太郎)拍手感謝 完結
高い体温が冷えてた身体を
ポカポカにしていって
「んで?なんで一人で
こんな所来てんだ?」
『だって…一人…ヤダ…もん
家に誰も居ない…し……』
ウチに秘めてた寂しさで
凍りついた弱音を
「呼べよ、俺を!」
『ヤダ…光太郎…エッチだもん…』
「なんもしねぇってば!
嫌われたくねぇし…それに
お前がこんな所で
フラフラしてるかもって思ったら
寝てらんねぇ
だから、一人が寂しかったら
呼び出せよ?
放課後はバレー見に来い
一緒に帰って
一緒に飯食って
一緒に遊ぼうぜ?」
ゆっくりゆっくり
でも、確実に
『ん…あり…がと…』
溶かしていった