第88章 ♈オベンキョしましょ？（照島遊児）生誕記念　完結

分かってねぇって、ホント。

お前だけに言わせるかよ

「お前だけに決まってるだろ？
好き過ぎてヤバイ。
もう誰にも触れられたくねぇし
触りたくねぇ。
過去なんか全部要らねぇ
今と未来にお前だけ居れば良い」

チャラチャラした笑みを捨て
お前だけに見せる俺を

『……キザ…だけど…
嬉しい！大好き…！』

見るお前が見たい。

「惚れたべ？」

『惚れた！これからも惚れる！
惚れさせて！！』

女らしいとは言い難い力で
俺に抱き着く姫凪を
抱き返し

「当然。
俺で身も心も頭の中まで
イッパイにしてやるよ
全部俺に染まっちゃえよ」

甘くて優しいキスをした