夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第87章 ♡宵闇照らす灯籠(牛島若利)完結
でもなんだか
離れたくなかった
身体が弱ってるから
誰かに近くにいて欲しく
なってるのかな…
「近いのか?」
顔色一つ変えない牛島さん
『わりと………』
「なら、そうしよう
タクシーを………」
そんな風には見えないけど
もしかしたら
慣れてるのかしら?
『いえ…そんな遠くないので
歩きで……勿体無い………』
「そうか?
なら、歩こうか」
『あ、はい。こっちです』
並んで歩く夜の道
大きな身体が風から
守ってくれてる気分になって
心が少し温かくなった気がした