夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第86章 涙色のバースデー(烏養繋心)生誕記念☆完結
部屋を見回すと
荷造りを始めてるのか
必要最低限の物しかない事に
ギュッと胸が痛くなる
本当に行くんだな
なんにもなくて良いけど
「ここにお前が…居なくなんの…
寂しいな…」
そう言って姫凪の唇を奪い
小さい背中に頭を押し付ける
『ごめんなさい…』
「なんで謝ンだよ?」
『遠距離とか面倒ですよね…
…分かってるのに…
止まれなくて…
引き止めなきゃ…繋心は…
寂しい想いしなかったの、に…』
涙声が耳に痛い
泣くなよ…
って、俺が泣かすなよ、だな。