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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第85章 ♉塩辛い涙より(黒尾鉄朗)日頃の感謝を☆完結


だって

『なに…』

「お前のデレ見るの諦めなきゃだから」 

妬いたりは、まぁヨシとして。
その他はダメだろ?

「辛いとか寂しいとか
そんな気持ちにさせたくねぇもん」

姫凪を起こして抱き締め

「その分、俺がデレるから
覚悟しろよ」

耳に囁く

『えー…それ…微妙〜』

「乗ってこいよ!デレデレの日も
欲しいんですぅー!」

…ったく。どこまでも塩っ辛いねェ。

でも………好きだよ。

『たまにスイッチ壊れる事も
……ある…から。
デレデレも…なくない……よ?』

今度は姫凪の声が
耳元で響く

ほんっと!……大好きだよ、バカ。

「んじゃァ
今からそのスイッチ壊しまーす」

『あら?出来るの?』

「やるんですぅー…姫凪…
愛してる…」

『………反則だし、バカ』

赤に染まる耳に口付けて

「ほら、壊れてきた」

思いっきり甘い声で
姫凪の唇に愛を重ねた。
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