第75章 ♑🍫Valentine's Day🍫（赤葦京治）完結

「姫凪…生きてる…？」

『なん、とか…京治…
激しかった…腰ガクガク…』

俺の胸の中で
肩を大きく揺らす姫凪さん

「髪の毛もグシャグシャに
なっちゃいましたね……
おいで？凭れてて良いから」

半身を起こさせ
俺のシャツを着た姫凪を
後ろから抱き締め

髪をゆっくり梳かす

フワフワ香る姫凪の
髪の匂いに
また熱くなる身体

「姫凪…
髪の毛の匂いまで…
俺を誘うように出来てるのか？」

グリグリと背中に頭を
擦り付け

手を前に回して
大きな胸をやわやわ触ると

『まだ、だめ！
身体クタクタだもん！
そんなスグ復活しないでよ！
猿なのかな！？』

姫凪さんが
俺の手をピシャリと叩く

分かってるけど止まらない