第74章 ♑🍫Valentine's Day🍫（黒尾鉄朗）完結

しかも

『こら、止めぇな！
近いねん！顔！
しゃーないな！一個だけやで？』

何照れてンですかァ？？

俺の前で他の男にその顔と
サービス精神は

「おい、こら。
いつまで人のハムちゃんに
戯れてンですかァ？？
お前も。
懐いてンじゃねェ、よ！」

地雷だっつの！

姫凪が摘み上げた
チョコをバクッとを指から
俺の口に移動させ

「美味いねェ〜…
ほら、どうよ？甘くね？」

甘さの残る口で
深いキスを落とした

「うわっ！黒尾くん恥ずかしい！
てゆっか俺のチョコレート！」

木兎が冷やかしながら
周りをクルクル回る