第71章 ♑愛しの仔ネズミ（黒尾鉄朗）拍手感謝☆完結

「ハムちゃんが逃げるンですぅ…」

「え？！クロ！！
ハムスター飼い始めたの？！　
見に行っていい？？！」

あ、ナナ。
それ地雷だろ…

「ナナさん。
チョットあっちで話しませんか？」

「え？京治…？」

ハムスターより頬を膨らました
赤葦がナナを連れて行く

「相変わらずバカやってんなァ！
木兎一人で帰るの決定〜」

「嫌だ！寂しい！」

プーッと頬が膨れる木兎
お前もハムスターか！
　
「可愛くねぇよ！俺は今から
重要な任務があるンですぅ！」

時計を見て立ち上がると　　

「ストーカーに間違われないように
気をつけなよ？クロ。
おれも帰る。
木兎サン、ナナに宜しく」

「ナナ？俺と赤葦は？」

「……あぁ。ヨロシク」

「適当！」

研磨と体育館を出て
別々の道へ

俺が向かうのは

俺の愛しのハムちゃんのバイト先だ