第66章 えーけど、あかん（宮侑）拍手感謝☆完結

「渡したぁなくなった
そんだけや。
そいつが好きなんは俺や
それが崩れんの嫌や。
そんで………」

ニヤリと上がった
アキラの口角に
何やら嫌な予感が奔るものの
もう止まらへんし

「俺がそいつを好きって
気付いたから
アカン。もう誰にもやらん。
悪いんかボケ！」

言うてもうた。

アホみたいにでっかい声で
ガキみたいにワガママでアホな事。

「うわっ！アホッ！
ガキッ！クソガキ〜！！」

「うっさい！
分かってるわ！クソダサい。
落ちる！もうアカン！
帰る！！」

俺、今どんな顔してるん？！
絶対茹でダコや

切り刻まれてたこ焼きの
メリケン粉の中に埋もれたい！

道頓堀に身投げしたい！！

姫凪かて
こんなアホなヤツ
絶対引いたやん！