第12章 ♤キズを癒やす手（牛島若利）完結

『恥ずかし…言わないで……』

「その顔では説得力がない
羞恥さえ快感になってきたか？」

どんな顔をしてるんだろう
恥ずかしい事言われて
喜ぶとかなんか凄く…

「どうした？気持ちが
それているぞ？」

不意に考えこんでた私に
気づいたのか
牛島さんが指を更に増やし
そのまま動かした

『…ﾔ…！…そんな、急に、、！』

更に大きくなる刺激で
問いかける声は途切れ
短く甘い声に変わる

「スマナイ、俺に集中して欲しかった」

謝罪の言葉とは裏腹に
指の動きは多くなり
私の身体はビクビクと痙攣する
ナカは増やされた指を
束ねるように締め付けた