第64章 ♉恋から愛まで（赤葦京治）もしもシリーズ第二弾　完結

………久々に歩こっかな。

紅茶で温まり過ぎたのかな？
顔がアツい

私は車を返して
繁華街を歩いていた

冷たい風が頬を冷やし
歩いた事を後悔しそうになった時

目の前に見た事のある
真っ赤なジャージ

バレー部！？
黒尾さん！？

思わず電柱の影に隠れて
様子を伺う

ドレス着てるから　
普通に考えたら　
赤ジャージよりも
はるかに目立つんだけど
その時はそんな事は飛んでいて

集団の中にツンツンの頭を探した