夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
『牛島さん…?』
誰も居なくなった部室の
ソファーの上
牛島さんと見つめ合う
「先に謝っておく…
優しくしてやる自信がない」
私の言葉を待たずに唇を奪い
指で首筋をなぞった
『ンン………』
小さく甘い声を推し殺す
私の身体は牛島さんの腕に
包まれた
「不安にさせないでくれ」
不意に囁かれた言葉に
驚きを隠せなくて
自分の何が牛島さんを
不安にさせていたのか
それすらわからなくて
ただ目の前の愛しい人を
見つめていた