夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
『牛島さん…?』
布施の俺を写す目が揺れている
「先に謝っておく…
優しくしてやる自信がない」
いつもよりも強引に唇を奪い
付けた印を確認するように
首筋を指でなぞる
ピクンとはずむ身体をキツく抱きしめ
「不安にさせないでくれ」
と、呟く
初めて吐くかもしれない弱音
ビックリして俺を見上げる
布施に続ける
「お前に耐性などつけなければ
良かった…
お前が奪われそうで
気が気じゃない」
身体に指を這わして
小刻みに震える感覚を楽しんだ
『私…な…にも…』
「白布と手を繋ぎ
天童と親しく話す姿の
何をみて安心しろというんだ?」
目を見据えて制服を剥いでいく
『あの…二人とは…なに…も…』
肌が顕になっていく感覚に
照れる布施が愛しい
でも嫉妬心と独占欲はいや増していく