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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結


「どうという事はない」

『でも…』

「気にするな」

そう言って濡れた指が唇に触れた
さっき達した余韻なのか
全く別の何かなのか
唇に触れられただけで
ゾクリとして
そのままその指を咥えた

ビックリした顔の牛島さんに
慌てて我に返り
口を離そうとした時

「途中で止めるのは嫌いだ」

牛島さんが指を口の中に戻した

「お前が綺麗にしてくれるんだろう?」

コクリと頷いて
指に舌を這わす
ゴツゴツとした指に絡む
自分の舌に
更にゾクゾクする

初めて知る感情に戸惑いながらも
そのまま続けていると

「わーかとしくーん!順番ーー」

天童さんの声が廊下から聞こえた

「残念だな、ここまでか」

指を抜き私にそっとキスを
落として牛島さんが言った
名残惜しそうに見上げる私に

「大丈夫か?」

と優しく囁く
物足りない感覚を残しながら
頷くと

「後でまた可愛がってやる」

低い声が耳に届き更に疼く
そんな私に気付いたのか

「お前は本当に素直で可愛い」

少し楽しそうに笑って
出て行った
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