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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結


「兄様、兄様…って姫凪の彼氏は
誰やねん?!俺ちゃうん?」

いつもとは違う低い声

『侑士さん?あの…』

姫凪が俺の声に怯えてる

「なんや?その顔…俺の事
怖い?それとも…」

俺は姫凪の体を
床に押し倒した

「こんな事されるんが怖い?」

『侑士さん…駄目です…』

姫凪が弱弱しく言った

「俺ら付き合ってるんやで?」

姫凪の制服のボタンに
手を掛けキスをした
顔を反らそうとする姫凪の
顎を掴み無理やり唇を貪る
初めて絡めとられた舌は
逃げ方を知らず俺に
されるがまま
姫凪は目をギュッと瞑った
そこからはポロポロと涙が零れていく

「…何で泣くん?俺の事
好きやないんか?」

『好き…です…でも…
怖いんです…ゴメンナサイ…』

姫凪が震えながら答える

「何が怖いん?こんなん
誰でもしてる…」

『解らないケド…本当に怖いん…です…
お願い…解ってください…』

「ほな俺の気持ちはどうなんねん!?」

『!!?…ごめんな…さい…』

「解らへんわ…姫凪の
気持ちなんか…俺ばっかり
シタイって思ってるんか?
姫凪はそう思ってくれへんのか??」

姫凪の手首を掴む

『ッ!!侑士さん…痛い…』

姫凪の顔が苦痛に
歪むのを見て俺はヤット
我に返り姫凪から
手を離す
キツク掴まれた手首は微かに
赤い形が付いてしまっていた
目の前に居る姫凪は
肌蹴た襟元を隠し俯いている

「あ…姫凪…」

姫凪は俺の声にビクリと体を震わし
叱られている子供の様に
震えながら俺を見て

『帰ります…本当にゴメンナサイ』

小声で呟いて部屋を
出て行った
こんな事するつもりなんか
なかってん…ホンマやで?
俺はお前にだけは優しく
ありたかったのに…
なんであんな事してもうたんや
スマン…姫凪
俺の事嫌いにならんといて…
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