夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第53章 ♡一期一会と旅立ちと(天童覚)一期一会シリーズ③完結
「なんで会ってんのー?
偶然?たまたま?」
『あの…接待の相手…』
「ハハッ!すげー偶然だネ!
たまたま来たの?」
覚は偶然を望んでる
願ってる
でも
『ううん…少し前に聞いてた…
心配かけると思って
言えなくて…』
ウソは付けない
昨日頭の中で必死に
組み立てた言葉たちは
「心配するに決まってる
行かせるわけないダロ?
襲われるの分かってるジャン?」
覚の悲しい顔と
「襲われに行ったの?センセ?」
悲しい言葉で
『なに、言ってるの?』
「サクラさんにさー?
接待だから邪魔すんなって
言われたンだよネー?
センセとアキラ?だっけ?
邪魔すんなって意味だったンだ!
俺……バカ…だったヨ…
バカみたいに信じて…
電話も我慢して…待ってたのに…
アイツとヤッてたんだ?
アイツので……アイツの上で…
喘いだの?」
なんの意味も
持たなくなった。