夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第53章 ♡一期一会と旅立ちと(天童覚)一期一会シリーズ③完結
首を傾げる若利に
「なんとなくよ(笑)
笑ってる?楽しそう?
彼女とは…皆…もう…会ったの?」
ポツリポツリと覚を探る
せめて幸せであれば
笑っていれば
皆が認める人であれば
私も少しは笑える?
「俺は会ってない。多分、他の誰も。
天童の様子は…自分で見に来い……」
若利が私の頭を撫でる
「最近、あからさまに避けてて
気まずくて………」
「俺の知ってるお前はもっと強い
俺の惚れたお前は
他人の意見で心を決める様な
軟な女ではない
俺の意見で決めたとして
後悔しないとは思えんな」
真っ直ぐで曇りのない
若利の声が背中を押す