第52章 ♑瞳に証（赤葦京治）生誕記念　完結

ねっとり絡らめられる唾液
啜られて吸いあげられ
疼いてた自身に
快楽が押し寄せてくる

「ちょ、姫凪…
…出る…挿れ…たい……」

さっきとは一転
哭かされる俺に　

姫凪さんの笑顔が艶を増す

『ダメ…
疑った罰…私には…
京治だけ…って分からせて
あげる……」

「そんなの…知ってる、に
決まって…ﾝヮ…ッッ！」

言い終わらせない間に
姫凪さんの舌遣いが激しくなる

俺の自身を扱く手も
強く早くなる

思わず漏れた声に顔を赤らめ

懇願する様に
姫凪さんの目を見ると…

"知ってる"とでも
言いたげに
俺を見上げてニコリと微笑み

また目を伏せて
俺の欲を吸い出した