第52章 ♑瞳に証（赤葦京治）生誕記念　完結

『えー？仮装とか楽しいじゃん？　
京治の王子様みたいし〜…』

ウソダロ………

「だろー！？
王子様キャラとか言われてるんだから
サービスしろぃ！」

「誰が言ってんですか
サービスも何も
ムサイバレー部の連中しか
居ませんよ！」

『私…居るのに…
私もムサイんだ。汗臭いんだ。
さっきキッチンで汗かかせたの
誰よ…バカバカバーカ……
見たかった…京治の王子……』

しまった！！
しょぼくれてる！！
　
しかも軽く暴露してる！

けーじのおーじ？　
なにシレッと韻踏んでるんですか！

って！そんな場合じゃなくて！
誕生日にしょぼくれはマズイ

この後の二人切りに　
影響したら厄介この上ない

と、なると……