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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結


姫凪side
急速に育つ感情に
私は追いつけるだろうか

「姫凪今日も来るんだろ?」

賢くんに肩を叩かれる

『うん。牛島さんに言われたし…』

それに牛島さんに逢いたいし…

「姫凪…昨日、牛島さんに…」

賢くんがめずらしく歯切れが悪い

『賢くん?どうしたの?』

「天堂さんに聞いたんだけど…
昨日牛島さんと…公園で…」

みるみる真っ赤になる賢くん

『あぁ…チョット照れちゃった…』

私の言葉に今度は一気に顔が青くなる

『賢くん??』

「何でもないよ、よかったな」

首を傾げる私の前を
賢くんが歩いて行く

『チョット待って』

慌てて手を掴むと

「…!姫凪?」

驚いたように振り返る
こんなのいつもの事なのに
その手は戸惑っていて
握ってるのは私だけで
握り返してはくれない

『賢くん、なんか変…』

「そんな事ないよ。行こう」

いつもと同じ笑顔で笑い
手を握り返す
ホッとして私も賢くんの手を
強く握り返した
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